緊急事態宣言に文句を言う人は 飲み屋とその客を晒せばいいのに

2021年7月8日。
コロナ流行により、翌週から4回目の緊急事態宣言が出るそうです。

これに対して、WEB上のコメントなどでは「またか」とか「政府は無能」とか「やっても意味ない」とったコメントが見られます。

それはもう誰もが認識しているところなのですが、このヒトたちは、どうして現行の憲法の枠組みのなかではやれることに制約のある政府などの行政機関に文句を言うのかがとても不思議です。言っても他にやりようがないのに、と思うわけです。

一方で、なぜ緊急事態宣言中にも関わらず、アルコール提供を続け、かつ、コロナ対策を何一つしていない飲み屋と、そこに通うヒトたちを批判しないのか。これが不思議なのです。

私は通勤の途中で 夜に飲み屋街を通ることがありますが、飲んでるヒト達がいるわいるわで、しかもお店も、コロナ対策らしいことをしていないお店もあるわあるわで、

結局は、新規感染者数の抑制が効かないのは、水面下でこういう不届き者たちの動きが作用していることは間違いありません。

こういうアホどもの合計値がいまの感染者数の一定割合に確実につながっていて、緊急事態で行動が制約されるからうざいとか文句を言ってるなら、

その攻撃の対象は、こういうアホども(心無い飲食店と、その客)に向けて、こういうヒトたちを晒したほうが抑止効果は多少はあると思ったりします。

飲み屋の一定数は 衰退する産業領域

ちなみに、飲食店の補償は?とかいう意見もありますが、

歴史的にスペイン風邪とかペストとか、そういう規模でのことだと捉えるなら、どうしようもない世の中の流れなのだから、潰れる店はさっさと潰れればいいと思います。

過去のブログでも書きましたが、いまの若い世代が、会社帰りに飲み屋にいかなくなっている傾向はもう随分前から言われています。

記憶の糸コロナが教えてくれる社会レベルの断捨離すべきもの

だとすると放って置いてもいずれは一定数は淘汰される宿命です。

その時期が 想定外に 急激に早まったことに対するセーフティネットは設ける必要があると思います。が、それ以上に、生きながらえさせる必要はないでしょう。

こうやって「もういらん」という業界がいつまでも生き残るのであれば、その人員を他の産業にまわした方が絶対に社会のためにいいのに、と思います。

部分に注目すれば耐え難い痛みでも、全体を俯瞰すれば必要な痛みである

ちなみに、飲み屋をさも独立したかのように、そこだけに虫メガネを当てて その窮状だけを見るから、知ってる関係者を「気の毒」とか「可哀そう」とかなりますが、

社会を1つの組織・会社として見れば、ある1事業部(飲み屋)が、世の中の流れ的に斜陽になったのでリストラ(リ・ストラクチャー)する、ということなのだと思います。

これを無理に生かし続けると、コロナでも問題になった、ハンコとか、FAXとかをやめられない、ということになって、それを維持するための全体のコストが常にかかり続けたり、結果的に全体の成長を妨げることになっています。

当事者が大変なのは百も承知のうえで言わせていただくと、一歩引いて社会を俯瞰的に見ると、そういうことなのだと思います。

という見方もあったりで、飲み屋に全身全霊で同情できない私なのですが、

政府に文句言うなら、堂々と酒だして、酔っ払ったアホを街に送り出している一部の飲み屋に文句を言えよ、ということです。

記憶の糸コロナが教えてくれる社会レベルの断捨離すべきもの

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