これは誰しも思ったことは一度はあると思います。
エスカレーターの片側が開いているのに、そこに誰も行かず、エスカレータに乗るために長蛇の列が出来ている状態はいい加減にやめてほしいと。
これによって、駅やデパートで大行列を経験した人は多いと思います。
この状態、かなり非効率だと思います。
駅もそのことを認識している
で、最近見たのが、地下鉄の御茶ノ水駅のこのような貼り紙です。
なるほど、駅もこの状態を快く思っていないようですね。この混雑緩和のために手を打っていこうとしているようです。
ただ、これだけではまだ2列にはならないと思います。
なぜなら、日本人の感覚として、「急いでいる人がいたら悪い」という気持ちがあるからです。
とはいえ、日本人の傾向として、声に出して言われだすと改善されていく、という傾向があります。
私の記憶では、電車のなかでの携帯電話の通話や、歩きスマホも、アナウンスされるようになってから減ってきたと記憶しています。
なので、日本人のこの傾向を踏まえるなら、
エスカレータ2列並びを実現するには
エスカレータの乗り場のところで、貼り紙に加えて、アナウンスを導入すべきです。
「エスカレータにお乗りの際は2列に並びましょう」と。
そして、それだけだと「急いでいる人に悪い」という感覚がまだ残ると思います。
この感情にとどめををさすならば、「急いでいる人がむしろ悪い」というニュアンスを極力出さずに、
「急いでいる人は、階段を使いましょう」とアナウンスすればよいのです。
場所によっては階段がないところがありますが、それはアナウンスできないので仕方がないです。
が、階段があるところは、それをすればいいと思います。
そして、急ぐ人は階段を使うべし、という状態が普通になってくれば、急いでいる人も、時間ギリギリの行動をなるべく止めるようになっていくことでしょう。
このエスカレーターの渋滞はいたるところに起きていますが、張り紙をするくらいなら、もうアナウンスをして本格的にこの状態を改善しにいってほしいと思ったのでした。