コロナウイルスによる非常事態で、保育園が閉鎖されました。
平常時のテレワーク日にもともと気付いていたが、2歳児くらいが家にいると、まともに仕事はできない。
テレワークと保育園児の育児を両立する方法を試行錯誤した。
その結果、やはり祖父母が家にいることが最強であることが分かりました。
ちなみに、以前から核家族のあり方は下の世代にかなり無理を強いているのはブログ投稿していましたが、この非常事態においても、核家族の限界が見えていると思われます。
関連ブログ「核家族主義」は世代をまたいだ麻薬。団塊世代から社会はボロボロになっていく。
以降は、お義母さんを自宅に呼ぶまでの試行錯誤の結果です。
結論は、共働きの保育園児の育児ありでは、自宅でのテレワークは1日のうちの半分くらいしかできないということです。
テレワーク×ホテルのデイプランで試みる
はじめは、ホテルのデイプランを利用していましたが、夫婦で、午前と午後のように時間帯を切って交代で利用することになります。
となると、結局は、しっかり仕事ができるのが半日ということになり、パフォーマンスは、平常時の半分ということになります。
そして自宅に残っている方は、保育園児の「あそぼー」を無視し続けられないので、自宅でのパフォーマンスは、極端に低いものとなります。
保育園児の「あそぼー」を回避する技、早起きで遊ぶ
そして今度は、この「あそぼー」を何とかできないかと思って試みたのが、
早朝(7時過ぎには家を出る)に、子供と外で遊ぶというものです。
5時頃に起きると7時頃には準備ができているので、遊びにいきます。
そこで2時間半くらい目一杯あそぶと、9時半くらいに自宅に帰ってきて、そこから子供が少しテレビを見ると、あっという間にお昼寝タイムに入ってしまうので、午前中の仕事はそこからしっかりできることが分かりました。
ただ、これを午前中にやったからといっても、午後でも「あそぼー」があるので、夫婦間で、どちらが午前か午後か、ということで偏りが生じてしまうのは否めません。
お義母さんに来てもらう→解決
そして遂に実行したのが、お義母さんに自宅に泊まりがけで来てもらう、というスタイルです。
これによって、夫婦共々、朝から夕方まで、ホテルのデイプランの部屋でしっかり仕事をすることができました。
すべてが解決した感じです。
そしてお義母さんも、定年退職後では、コロナ下では自宅でこれといってする事がなくなってしまった、ということでしたので、全員がとても納得のいくフォーメーションが完成しました。
核家族は歴史上、団塊世代が作り上げた一時期のライフスタイルにすぎない
私は、共働きで子育ての世代の苦境がテレビで報じられるときに、家族のあり方を見直す議論にならなかったのが不思議でした。
高齢世帯では、コロナによる自粛のなかで家のなかで孤独死をするんじゃないか、という話があり、
一方で、共働き子育て世帯は、子供を預けるところがなくて、テレワークでも子供がいたら仕事が思うようにできない、というような話がありました。
なんのことはない、祖父母に来てもらえば両方解決するではないかと思っていました。
そして、我が家の場合は、事実そうすることで解決しました。
誰も皆、大家族主義に戻りたくないのか、核家族は、産業界にとって都合がいいので、産業界がスポンサーであるテレビ局は、核家族を否定するようなことは言えないのか分かりません。
が、家族が近くにいて協力し合える状態であれば、今回のような非常事態を乗り切るのに大いに役立つことを実感しました。
解決策は、「核家族」と「大家族(同居)」の間にあるのだと思います。
そうしたことを真剣に考えてみていいのではないかと思いました。