明けましておめでとうございます。
今年も穏やかな正月を実家で迎え、胃腸が少し弱ってると思われる2日の朝です。
こうして季節の行事があることで、実家に帰り、旧友や親戚と会って、一緒の時間を過ごせるというのは、文字通り、「有難い」ことだと改めて思います。
正月は実家で過ごす、という文化的な共通の意識が皆に浸透していればこそ、実現できることなのだと思います。
そう考えると、正月にとどまらず、季節の行事というものは、なにかと人と会う「きっかけ」としてとても重要な役割を果たしているといえるのだと思います。
もしこれがなかったら。ただの土日祝日のごとくの扱いであったら。けっして、皆が都合を合わせて集まることなどできないと思います。
そして集まることができなければ。せっかくの交友関係も、時間の波に呑み込まれることになっていくのだと思うと、ちょっと恐いですね。
こうした文化的な行事の存在、改めてその有難味というものを感じます。
交通機関が発達して、遠方へ出やすくなったからこそ、かえって一斉に帰るタイミングが分散化しつつある今日、ますます重要度を増してくるのではないかと思います。
そんなことを考えた今年の正月でした。
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