記憶の糸 東洋哲学

最近37歳にして、仏教的な考え方や東洋哲学的なことを勉強しはじめまして、いろいろと本を読んでいます。

そのなかで、最近の人で、船井総合研究所の初代社長が、その考え方を著書の随所で書かれている、という情報をキャッチしまして、

さっそく、それらしいタイトルの本を購入してみました。『法則』という本です。

この本に書かれてあることをざっくり言うと

この著者は、船井総合研究所という経営コンサルタント会社を設立した人です。

なので、さぞ合理的なのかと思いきや、「宇宙の意志」とか「自然の理」というような言葉が頻出します。

「宇宙の意志に則って行動すれば上手くいく」とかそういった類です。

一見、オカルティックな内容以外の何物でもありません。

が、それは正直言って、人生経験の乏しい人の感想だと思われます。

この本に書かれていることは、たとえば「鏡の原則」というようなところで下記のようなことが書いてあります。

人に愛情を抱き、人を大事にすれば、鏡の原則も作用して、おのずと人が周囲に集まってくる。人を助ければ、人から助けられるのです。

『法則』(船井幸雄)

このようなことは、社会人15年もやっていれば、自分自身でも、本当にそういう出来事は経験するのです。

その自分の経験に、この『法則』に書かれている船井幸雄氏の言葉に対応させると、この人の言っていることは嘘はないと思えるのです。そしてオカルティックでもありません。

本当にそのとおりなのです。

理屈では証明できないが、経験として確かめられること

この手の内容は、どちらかというと私は信じない派でした。

このブログ内でも、西洋哲学的なことによく触れていまして、私はどちらかというと合理主義的だと自分でも思っています。

が、最近になって、東洋哲学を勉強しだすと、この学問は、人間を構成している「合理」「情理」の2つの側面をうまく包含していると思われるのです。

もちろんまだ勉強をはじめたばかりなので、これといって自分の言葉で説明することはできませんが、

こうも、この本に書かれていることが、自分の経験に対応していくという実感があるからには、たまたま似たようなことが書いてあるだけ、そう解釈できるように書いてるあるだけ、といったものではないと思えてきます。

それこそ本当に「法則」があるのではないかと思えてきます。

というわけで、しばらくは東洋哲学的なことの勉強は継続しようと思います。

おすすめの記事