先日購入した 『伊達政宗言行録』 から、現代にも十分に活きる言葉を、いつでも見直せるようにメモしていきます。
たとえば三人寄り合って何かを行うとき、相手二人をみて、二人のうち、行いが良い方の一人を手本とし、それに比べて、行いの悪い方の一人を、自分の戒めとせよ。
二人とも良くて、悪くても、このようにして自分の心に尋ねてみて、
自分の行いが良い方と同じであると思えばそれに従い、自分の行いが悪い方と同じであると思えばそれを改めよ。
『伊達政宗言行録』
原文
たとへは三人よりあいことをとりおこなふ時、我一人むかふ二人、仁人の内一人よくハそれを我か師とせよ、一人あしくハそれを我か戒とす。
二人共によく共あしく共、かくのことく我か心に引合、よくハしたかひ、あしくハあらためよ。