たまに「感動もの」を探し求めて、いろいろとネットで検索します。
アニメだったり、漫画だったり、ドラマだったり、映画だったりと、いろいろ手広く探すのですが、
そのなかで今回見つけて、最後まで見て「よかった」と思えたのが、
『あの夏で待ってる』でした。
高校生の純愛ものというジャンルに属するのですが、どうして引き寄せられてしまうのでしょう。
私は、結婚をしていて子供もいるのですが、どうして卒業してから遙か昔の高校生の純愛ものがいいと感じるのか分かりません。
あるとすれば、作品によって、自分の中のありし良き日々を思い浮かばせてくれて、そして、ただそれは決っして戻らないという悲しみを、明示的に呼び起こしてくれるからなのかもしれません。
加えて、作品のなかで、「決して戻らない」ことを描かれると、「決して戻らない悲しみ」を増幅させてくれるのかもしれません。
そんなこんなで、『あの夏で待ってる』は、一通り見ましたが、いつかまた見たいと思える作品でした。