面倒なことに対する態度ですべてが決まる。個人も組織も。

仕事における面倒なことは、自分がやらなければ他の誰かがするだけ。だから自分がやればいい。

そうすれば面倒な仕事のノウハウを自分に取り込むことができる。できるようになれば面倒でなくなる。シンプル化するのが楽しくなる。

「取り込み方そのもの」のスキルが身につく。結果的に自分のケーパビリティは拡がる。

仕事を選り好みする人間は、信頼を失い、機会を失い、スキルアップできず自滅する

この手の仕事を「自分の仕事ではない」と言って第一声 避ける人がいる。

その人は「自分の仕事」という領域から外に出ない。しかし「ある領域」というものは、いつか必ず陳腐化する。

加えて、断る人には次から仕事の依頼が減る。結果的に、未来におけるスキルアップの機会も逃していくことになる。

そうやって「今までの自分の延長」から離れられない人は、確実に未来でふんづまる。このことを頭でわかっていても行動に移せない人は一定数存在する。

個人も組織も同じこと

しかし考えみれば、「仕事上の面倒なこと」を「世の中の面倒なこと」に置き換えてみれば、これは新規事業と同じことと思われる。

面倒なことを引き受けない組織は、いずれ衰退する。

面倒なことに、果敢にチャレンジする組織は、傷つくだろうが、成長していく。

亦た楽しからずや。

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