記憶の糸

大幅な地方自治は、将来の指導者のみならず住民一般にとっての政治的訓練の学校となるが、これが欠けているところでは民主主義はうまく機能してこなかった。

責任を負うということが学び取られ、大部分の人々のよく知る事柄において責任が果たされるような場合、また行動の指針となるものが、その隣人に関する具体的な知識であるような場合、

このような場合にのみ、ふつうの人間は公務に真に関与することができる・・・

『隷属への道』

 

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