
近年の社会の動きは、さながら戦国時代のようでも
あると、誰かが言ったのを耳のしたことがあります。
既存の社会秩序が激しく動揺を受けている状態。。。
さて、今回、『伊達政宗』(山岡荘八著)を読む機会を得、戦国の秩序が新時代に向かって激しく動いた只中にあって、
伊達政宗という人間が、何を考え、何を基準に行動したかを中心に読んでみました。
今を生きる身にとって、少なからず参考にできる部分が
あるのではと思い、以下、記憶に残ったことを記します。
自分自身に対して・・・
- 人の成長は、緊張の大きさに拠る
- 判断の基準を、自らの感情に拠るなかれ
- 物事に当たるにはまず始めに計算ありき
- 機熟の判断力を磨くべし
世間に対して・・・
- 善意とか常識とかに拠る現象には警戒すべし
- 本当に重要ではないことと対峙して己を擦り減らさない
- 言葉にも行動にも、できるだけ隙を作らない
- 耐えるときは、とにかく耐えて待つ