前回ブログから続きまして、今回は壮年期 ~ 晩年の伊達政宗を追いかけてみました。
戦国から泰平の世の中に切り替わって行く中、幾多の危機を切り抜けてきたその人の知恵に学んでみたいと思います。
自分自身に対して・・・
- ずるいのタヌキだのといって他人を羨望するのは、生活の知恵のない者の愚痴にすぎぬと心得よ。
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年齢の差からくる人間成熟の距離を、無理に縮めてはならぬ。とくにせっかちに縮めようとすれば、心が歪むのみ。
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人間は、いじめられて、叩かれて、初めて本当の自分に気づいて活きる道をひらいてゆくもの。
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転んでも、土を掴んで立ち上がればよい。
世間に対して・・・
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事を起こすにあたって、それをどこで終息させるのかの見通しを立てることが肝要である。それもなく行動に移るのは危険と心得よ。
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あいまみえぬ複数の対立物を、単純に反発させるのではなく、巧妙に活かすことを考えよ。
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信仰は個人のこと、政治は別に浮世の律として従うべきもの・・・