記憶の糸

NECが、Twitterを使って「商品宣伝」「イベント告知」をつぶやくそうです。
発表サイト: http://www.nec.co.jp/site/ja/accountlist.html?cid=n2u

今までのコミュニケーションが、

 ①企業→顧客
   ホームページ、メール(商品宣伝、イベント告知)


 ②顧客→企業
   サポート窓口(問い合わせ対応・テクニカルな質問)

だとるすと、今回は①に対してTwitterを加えたという事になるかと思います。

内容は、「マーケティングコミュニケーション取り組み事例や関連イベント、制作秘話、担当者(なかの人)による見所などをつぶやく」とのこと。

ただ上記のような内容を、「つぶやき&フォロー」にする事でメリットが大きいのかどうかは疑問と思われます。むしろ②の方がまだやる意味があるのではないかと思いました。

それに、上のサイトの「その他の注意事項」というところで以下のようなアナウンスが。。。

※Twitterでいただいた質問などについて返信はなるべく行いますが、フォームよりご連絡ください。すべてにご返答するお約束はいたしかねます。ご了承ください。

これでは、「つぶやく」「双方向」ということによるメリットを引き出せるのか、出せないと思います。

Twitterは、『掲示板で文句を言う』以上、『正式に問い合わせる』未満の情報を、つぶやき・ゆるいコミュニケーション・双方向で、吸い上げる仕組みにしてこそ真価を発揮すると思います。

このNECの取り組みは、その点について弱いのではないかと思いました。

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