社会人になってから15年弱、サラリーマンをしている私ですが、
このほど、与沢翼氏の書籍、『ブチ抜く力』を読んで、
今後、5年くらいをかけて、本気で金融資産で生活ができるレベルに本気で持って行った方がいいと決意を新たにできました。
そもそもこの本を手に取ったきっかけは、与沢翼氏のTwitterの発言を見つけたのが始まりでした。
私は、与沢翼氏が「ネオヒルズ族」と呼ばれていた頃こら知っていまして、自分とは関わりのない世界の人だと思っていたのですが、
Twitterで、こんな投稿があったりで、
つまり手っ取り早く全てを良くしたいと思ってもそれは無理だから。長い時間をかけて全てをよくしたいと思えば、壊れる事のない、盤石な土台の上での確実な成功が待っている。庶民のキーワードは時間をかけること。一方で長い時間をかけるという事は、忘れられるほど憂鬱な時間にも耐える覚悟が必要です
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2019年6月23日
最近、自分がそうかも、と思っていたことを明快にしてくれたような言葉に出会ったので、氏の書いた本を読んでみようと思いました。
『ブチ抜く力』で確認できたこと
この本を読んで、いくつかのことで「やっぱりそうか!」と思える文章を見つけることができました。
継続は力だということ
漫然とやる継続は意味がないということ
自分で振り返りながら到達した方法論だけが正しい。専門家の真似は無意味。
他にもアンダーラインをたくさん引きましたが、これらの言葉は、投資だけではなくて、私自身の仕事のなかでも当てはまる言葉でした。
つまりは、仕事自体もまた、自分への投資の連続で、気づいてみると、私の場合、容易に他の人には真似のできないスキルが身についていました。
それが知らず知らずのうちに、上記の3つのことを実践していたのだなぁ、と気づかせてくれました。
そして、これと同じ考え方を、投資の世界にも持ち込まなければならないということをはっきりと認識することができました。
つまりは、経験量を蓄積せねばならないということです。
「個人の時代」であることを意識して人生を再設計する
で、上記は、投資スキルを身につけるために必要なマインドですが、
なぜ投資スキルを身につけなければならないと思ったかというと、本当に、会社が、日本が、ダメになるということを確信しているからです。
この記事を書いているときに、7Payの不正アクセス事件が起きたりしていますが、
私は、仕事を通じて、心底、日本はIT後進国と確信しています。
この国の人は、自分たちの生活から「不便」を明確にして、それを失敗しながらでもいいから時間をかけて解決していこうとする姿勢があまりに低い。
そういう姿勢が、民間企業にほとんど見られない。
誰か、他の国の成功事例を引っ張ってくるのみです。
いや、他の国の成功事例ならまだいい方かもしれません。
たとえば、7payにみられる2次元バーコードの決済ビジネスや、ポイントビジネスなどは、自国内の成功事例を模倣して、国内で壮大なIT人材の消耗戦を繰り広げている。
いかに自由経済の考え方がベースにあるとはいえ、この国内の壮絶な潰し合いは、部分最適が過ぎて、この国の進歩の速度を相当に抑えていると、私は確信しています。
そんな状況のなかに身を置いて、その中のひとつの会社から給料をもらうという人生設計は、あまりにリスクが高すぎます。
よって、会社に依存しない収入の経路をきっちりと持っておく必要がある、というのが、ここ数年、いろんなことを経験し感じてきた結果です。
その道を目指すのに、この『ブチ抜く力』は、本当に価値のある示唆を与えてくれた本でした。