付き合っている相手と同棲を始めたとき、結婚して生活が一緒になったとき、子供が生まれてドタバタがはじまったとき。
ちょっとしたイライラを我慢していたけど、ささいなことがキッカケでキレた経験がある人は多いのではないでしょうか。
ようするに、コップにイッパイに水が溜まって、表面張力で膨らんでいて、最後の一滴でダーッと漏れるのと同じような感じで、感情が爆発したことがある人は多いと思います。
結婚して、子供がいる身となって、これ、どうにか出来ないものかと思うようになりました。
というのは、そういう怒り方をしていると、やっぱり自分にも周りにも良くない感情の空間を生んでしまうからです。
ちょっとしたイライラってどんなもの?
ところで、小さなストレスにはどんなものがあるでしょうか。
・キッチンの生ゴミの袋が、もう溢れそうなのに、ゴミ捨て日が明日なので、ぎりぎり我慢するけど結局溢れてイライラ
・キッチンの排水口の網に、水が流れるギリギリの食材ゴミがあり、自分が洗い物をするときに流れなくなってイライラ
・日用品(トイレットペーパーや洗剤)の補充は、夫婦で役割分担しているが、相手が補充を忘れて自分のときに被害が出てイライラ
・ゴミ箱のゴミ袋を新しいものにしてなくてイライラ
・そして、こららのことが「あなたのタイミングの時にそうなったのだから、あなたがやってよ!」と思うことでイライラは募ります
それらはルーチンのなかで解消するしかない
で、「あなたの時にやってよ」という状況は、絶対に無くなりません。
理由は、「私達は人間だから」で、どうしても「まぁ大丈夫だろう」と思うのと、ちょっと面倒なので、「まぁいいや」が、相手の番にまわってくるからです。
なので、「まぁいいや」を生活のなかから極力なくしてしまうのが賢明です。
そしてそれは意外と簡単にできます。
それはルーチンの中に組み込んでしまう、というやり方です。
掃除に例えると、あるときまとめて大掃除するのと、毎日こまめに掃除するのと、どっちが楽か
、ということです。
毎日のなかに組み込んだ方が、絶対に楽ですし、なによりイライラが無くなるので、精神衛生上こちらの方がいいのです。
例えばどのようにルーチンに組み込むか
・キッチンの生ゴミの袋が、もう溢れそうなのに、ゴミ捨て日が明日なので、ぎりぎり我慢するけど結局溢れてイライラ
→ちょっと増えてきたら、そのゴミ袋は括ってしまって、ゴミ出し場に持って行ったり
・キッチンの排水口の網に、水が流れるギリギリの食材ゴミがあり、自分が洗い物をするときに流れなくなってイライラ
→毎日の食器洗いのあとで、どれだけ少なくても必ず捨てる。
・日用品(トイレットペーパーや洗剤)の補充は、夫婦で役割分担しているが、相手が補充を忘れて自分のときに被害が出てイライラ
→自分の補充品のときに相手の担当分も買ってしまうか、自分が補充の管理をするようにする。
・ゴミ箱のゴミ袋を新しいものにしてなくてイライラ
→ゴミ袋の取り替えは、自分がやってしまうと決めてしまう。
というような感じで、最後は、もうイライラするくらいであれば、自分がやってしまう、としてしまう方が絶対にいいです。
イライラが募って爆発すると、どんな暴言など吐いてしまうかも分かりませんので。