独身世帯にとって、日々の生活の悩みの種に、食事があると思います。
栄養とコストのバランスが一番難しいからです。
外食オンリーにすると、どうしても栄養バランスが悪い。コストは高く付く。が、時間コストはゼロ。
自炊をした方が、栄養バランスもよくとれて食費も抑制できる。だけど時間コストがかかる。
だから独身世帯では、仕事中心の生活であればあるほど、どうしても外食寄りのライフスタイルになると思われます。
ただ、それも30歳を超えてくるあたりから、食べる内容を注意していかないと、食べやすいものばかり食べていると、20代よりも遥かに体調を崩しやすくなってきます。
それでも、外食中心のライフスタイルをやめることはできないと思います。
が、最近になって気づいたことには、食洗機と調理家電さえあれば、自炊でも時間コストを相当抑えることができてしまうということです。
結果的に、料理が下手な人でも、外食をほとんど止めて、自炊中心のライフスタイルに移行することができてしまいます。
栄養バランスや残った食材を捨ててしまうのを限りなく抑制できる調理家電
こちらは、結婚してから共働きだったので購入した調理家電ですが「ホットクック」といいます。
これがあれば、極端な話、野菜をブツ切りにして調味料を加えて、鍋に放り込んで、ボタンを押すだけ。で、それなりに美味しいものが出来上がります。
もちろん、レシピ本も出ているので、これを見ながら作れば、普通に美味しいものが出来てしまいます。
それでも、作る時間は、ほとんど10分以内と言えます。
食器洗いの時間コストをほぼゼロにできる食洗機
つぎは食洗機です。
ビルドイン型でも、備え付け型でもどちらでも問題ないと思います。
これはできるだけ大きい方がよいのですが、肝心な考え方は、一回ですべてを洗う必要がないということです。
機械は、何度動いてくれても文句を言わないのが機械です。なので大きさというのは致命的な問題にはなりません。
あとは、食洗機対応の食器類を揃えていくと、これも食洗機に食器を入れてボタンを押すだけ。
所要時間は、手洗いをしていたときに比べると、ゼロに等しいと思います。
ちなみに、ホットクックの内鍋は、食洗機で洗えます。また、私の知人によると、最近、フッ素コーティングされた内鍋が出たようで、それを使うと殆どコゲなどもつかないということで、食洗機がない場合でも、内鍋洗いが劇的に楽になるようです。
知人ブログホットクック内鍋フッ素コートがマジで神だから買うべき
食洗機と調理家電をそろえると、初期投資がかかってもペイできると思う
ちなみに、完全外食に頼っていると、夜ご飯の食費の目安は、1300円くらいでしょうか。
だとすると、1ヶ月で、30日×1300=39,000円がかかっていることになります。
しかも栄養バランスが悪い状態で。
これを、スーパーで食材を買うとなると半分になると思います。つまり毎月20,000円くらいは浮くと思います。
そして、栄養バランスがよくなるので体調を崩すことも減り、「快適」という精神的なものまでついてくると考えると、外食オンリーよりは絶対にいいと思われます。
私は、まだ独身のころに、自炊か外食か、ということについてブログで書いていますが、時間コストが問題だと言っています。
過去記事完全外食と完全自炊。時間コストと栄養バランスの問題。
この記事は10年前の記事です。この間に、自炊を取り巻く環境は随分変わりました。
そのおかげで、時間コストのかからない自炊が成立するようになってきています。
なので、そちらにシフトしていった方が絶対にいいと思います。