記憶の糸
GWの前半に宝塚の実家に帰りました。

ここで、大阪の街をあれこれ歩きました。

社会人になってから東京に出たので、正直、大阪という街を大人の目線で見たことがないというのがあります。

というわけで、有名な商店街を知っておこうと思い、

空堀商店街
天神橋筋商店街
宗右衛門長商店街

を歩きました。

空堀商店街


で、商店街を歩いてみて思ったのは、商店街には生活に必要なものが揃っているとうことです。

スーパー・薬局・金物屋・服飾・ドラッグストア…

いうまでもなく、時代の流れのなかで、これらの商店街にあったものがショッピングセンターその他に集約されてきたのが今日の状況です。

だから生活に必要なものが一通り揃っているのは当たり前かもしれません。

天神橋筋商店街


そして、個人商店だから買い物客と店主・店員は知り合い、ということになれば、いろんな会話ができそうですね。

そう考えると、ここにITとかで、より双方向のコミュニケーションをとりやすくして、どこの店はセールだとか、どこの店で新商品が入ったとか、

そういう情報のやり取りをできるようにすれば、かなり有意義なコミュニティに生まれ変われるのではないかと思いました。

しかも、今のようなショッピングセンターの形態は、増え続ける人口の消費の受け皿として誕生せざるを得なかった側面があると思います。


だからこれからの人口減の社会においては、そこまで集積された形態である必要はないというわけです。

となれば、人口減により、物品が集積させる必要性が薄まってくるに従って、より昔ながらの商店街の存在価値が高まってくるのではないでしょうか。

つまりは、近くて地域密着でコミュニケーションがとれる、という点で。


そして大阪の商店街は、規模(距離)が大きいし、小さな商店街も含めると、大阪の街中に広がっているような気もします。つまり、ちょっといけばすぐにある、といった感覚でしょうか。

もちろん、価格や品揃えの話になればまた別の議論となりますが、大阪の商店街を歩いてみて、単純にそう思いました。


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