「考えないより考えた方がいい」
「知らないより知っている方がいい」
こうした平易は言葉から始まる野村監督のリーダー論ですが、最終的には、リーダーに必要な条件は、「一流の人間であること」ということでした。
選手として一流を目指すことも重要だが、優れたリーダーになるためには、「人間として一流」であることが求められるとのことです。
そしてこれを日々の努力の中で獲得していく重要性を説きます。
ところで、野村監督の云う「一流」とはなんでしょうか?
詳細は『野村ノート』に散りばめられている野村監督の考えを確認していただくしかないと思います。
が、その野村監督の考えは、人間学を中心に置いたものであり私は信ずるに大いに足る内容であると思います。
読み返すために本棚に大事にしまっておきたい一冊です。