記憶の糸
大きく変化する社会の中で、自分のポジションを確認しながら舵を切って行くことは切に求められるところであるとよく言われることであります。

が、現実は常に個人を流そうとする方向に働き、一生懸命さは、その満足感とは裏腹に、自分の進むべき道を見失わせたりもします。

たとえば、できない仕事ができるようになって喜んで仕事をしていたらいつの間にか、その「できること」しかできない人物に成り下がってしまうようです。

ゆえに、自分がこれから目指すべき方向を常に明らかにしつつ意識しておく必要があると思われます。

よって、これまでの自分を「回答ありきの世界」という視点からまとめてみることにします。


1.高校生~大学入学までは回答ありきの時代だった。

2.大学入学~卒業まで、学業においては回答ありきの世界だった。読書やその他の活動においては回答のない世界だった。

3.社会人は、2.5年目までは上司という回答ありきの世界だった。

4.社会人2.5年目~3.5年目までは、回答はないがやることは決まっている時代だった。そういう意味では回答があるに等しい時代だった。

5.社会人3.5年目~5年目までは、回答のないところに絵を描くのにもがいた時期だった。結局この時期には絵を描くことはできずに終わった。

6.社会人5年目~6年目までは、絵を描いた上で客と協働することに専念した時期だった。この時期に絵を描くことは少しずつできてきた時期だった。

7.社会人6年目~7年目までは、回答はあるが模範回答ではないため、あるべき回答を模索する仕事をした時期だった。この時期に、回答を描くことができるの実感した時期だった。

8.社会人7年目~今にいたっては、模範回答を模索することと、回答はないが方針は決まっていることろに絵を描くことを同時にしている。

だとすると今後に目指すべきは、、、自分で方針を決めるところから携わることではなかろうか。

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