記憶の糸 価値観のない会社

この転職活動を通じて、自分自身について新しい発見をしている今日この頃です。

その発見のひとつとしてあるのが、私は、カネ儲けが価値観になっている会社とは合わないということです。

私がいくつか当たった会社で、面接官と話がまったく噛み合わない会社がありました。

そのうちの2つは、pksha(パークシャ)、エクサウィザーズというAIの会社でした。

この会社の面接官とは本当に話がかみ合いませんでした。

噛み合わないと言いますか、表面的な質問&応答のなかから会話が深化するポイントがどこにも見当たらないのです。

一方で、他のいくつかの会社は、面接の会話のなかで、話がどんどん深みに入っていくのです。

それによって、お互いのことをよく知ることができました。

話が噛み合う場合と、そうでない場合はなにが違うのか

で、この2つのパターンの差は何であろうか、ということを振り返って考えてみたのですが、

会社のあり方として決定的な違いに気付きました。

それは、「社会に対して実現したい世界観に向かって進もうとする会社」と、「それをすればカネ儲けができるからそれをやっている会社」ということでした。

前者は、事業に対する価値観がある、想いがある、哲学がある。

が、後者は、事業に対する価値観は「カネ=儲かるか否か」だけです。

そういう会社の面接官は、どれだけ表向きには「社会課題の解決」と謳っていようが、少なくとも面接の場ではその空気をまったく感じることができないものです。

これは特に、エクサウィザーズという会社のほうで感じました。

彼らが社会課題にソリューションを提供するのは、より良い社会を目指したいからではなく、それが儲かるからやる、というスタンスの方が、面接官の言葉からは強く感じました。

面接官からそう感じるということは、会社の本質がそうなのか、あるいは本質を受け取っていない面接官が出てきたか、という話だと思われますが、私は前者なのだと思います。

面接のやりとりの虚しさ

ちなみに、価値観や想いがある会社のほうでは、面接のやりとりのパターンとしては、

「私たちはこういう考えのもと、ことをやっていて、それをこういう方向に持っていこうとしています。それについてどう思いますか?あなたのスキルがあれば、そこにどう一緒に仕事ができそうですか?」

という話の展開になる傾向があったと思います。

その問いに答える形で、これまでの自分の経験から話せることを話すという、対話のなかでお互いの理解が深まっていきました。

が、カネもうけの会社のほうは、「これこれやってます。儲かることがわかってます。あなたは何ができますか?」という話の仕方をされるので、まったく何も共感するところがなく、本当に面倒くさい、事務的に自分を「説明する」という形式の面接だったように思います。

思うに、価値観のある方の会社とは、ストーリーで面接の対話ができましたが、金儲けのの方は、断片の会話になったような印象です。

面接官の性質はその会社を代表していると思う

その2社の面接官からは、本当に事業に対する「価値観」「想い」「哲学」を何も感じませんでした。「カネ儲け」という言葉だけは確実に聞いたと思います。

そうだ、個人間でも、カネの話しかしない人とは、話をすると「ため」になる情報は持っているが、まったくもって共感はしない、ということと同じなのだと気付きました。

だから話をかぶせようとも、対話しようとも思わなかったのだと思います。

そして、ここで新しく自分をハッキリと認識しました。

自分は、「価値観」「想い」「哲学」に、やりがいを求める傾向があるのです。だからそれにフィットした時に、対話が実現するのでしょう。

私は、仕事にカネ以外のやりがいがないと続けられないタイプということです。

そういえば、今の会社でも、営業数字達成のためだけの仕事が続くと、もうモチベーションを維持できませんでした。

とうわけで、私は「カネ儲け」以外に価値観のない会社に行くことはないし、間違って入ってしまったら辛い思いをするので、気をつけて避けたいと思う次第です。

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