定量的な判断における落とし穴。


今の会社では、判断をするのに何かと「費用対効果」ということが判断基準となります。

一見この基準はとても正しいのですが、費用対効果を優先すると、社外的なことと社内的なことのうち、社内的なことに手が回らないということが起きます。

なぜなら、会社の目的が「利益」の追求で、「利益」=「売上」-「コスト」ということを考えると、「コスト」は重要なのですが、「売上」の額に比較すると小さくなるからです。

これによって社内的なコスト削減が蔑ろにされると、それがいつしか大きなコストになって跳ね返ってくるのは、一番苦しい不景気なときとなります。

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定量的な判断は、ロジックの世界なので単純明快に説明することができます。

が、すべてを同じ土俵で論じるべきではないでしょう。ものによっては「量」の桁が違うわけです。

「売上」「コスト」では桁が全然違います。

このことを理解して、巧みにコストコントロールをしようとすれば、遠からず足腰の強い、低コスト体質の会社になると思われます。

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