この程、仕事の関連で 健康本を読んだのですが、そのなかで『ヘルスリテラシー ~ニューヨークセレブたちがパフォーマンスを最大に上げるためにやっていること』(中村康宏著)という本を読みました。
私は、ITサービス開発のプロジェクトマネージャーなんかをやっていたこともあって、一時期、健康マニアになって、
「自分の睡眠時間は 何時に寝てどれくらいの長さがいいのか」、とか、「週にどれくらい運動したら頭がスッキリするのか」、といったことを調べたことがありました。
が、いまは子育てフェーズに入って、すっかりそんなことも維持できなくなってなったので、しばらく忘れていましたが、最近はコロナによる在宅ワークで、運動量も減っていて、やや健康には気になっていることが多いです。
なので、この本のなかで、自分のライフスタイル上でやっていることで、修正したり追加した方がよさそうなことだけ掻い摘んでメモをしておきたいと思います。
目次
睡眠のリズムを保つための手段 ~アルコールよりも睡眠導入剤
アルコールよりも睡眠薬(睡眠導入剤)。
アルコールは、肝臓で分解されたあとにできる物質が、交感神経を刺激して眠りが浅くなるらしい。
なので、どれだけ少量でも、眠気を誘うためのアルコールはダメ。
ごく最近、昼寝をして眠れなかったときに、少量の日本酒を飲んだのだけど、これはつまりダメということ。多い少ないの問題ではない。
肌の荒れは全身の細胞のダメージと理解すべき ~ビタミンCよりメラトニン
寝不足で肌荒れが起きているということは、肌だけではなくて、全身の細胞もダメージがあるという状態。
メラトニンは、ビタミンCより強力な抗酸化作用があるので、寝る前にビタミンCを飲むより、メラトニンを出す努力(早寝)をしたほうが、肌荒れだけのことを考えるより全身に対してであって効率的。
朝食にはタンパク質が必要 ~一日のメラトニンの量を整える
パンとコーヒーだけの食事は、タンパク質がほとんどないことが問題。
タンパク質は分解されてメラトニンになるので、タンパク質がほとんどない=一日を通してタンパク質が不足する=メラトニンが十分な量できない、ということになるので、夜の就寝に悪影響をおよぼすことになるため。
よって、パンを食べたいのであれば、ゆで卵とサラダをプラスするのがよい。
ご飯であれば、焼き魚・納豆・海藻の味噌汁がよい。
私は、焼き魚・海藻の味噌汁は、時間的×家族分を考えると難しいと思うので、パンのほうで、ゆで卵とサラダをプラス路線だと思われる。
集中力はこまめに休憩すると夕方まで持つ ~やれると思っても長時間連続はやらない
集中力は、人間のカラダが、約2時間周期で覚醒と眠気を繰り替えす。
よく90分が限度というやつで、約90分の覚醒と、約20分の眠気らしい。
で、これをもう少し短めにこまめに休憩をとると、約50分の集中時間と、約10分の休憩を繰り返すと、集中力が持続するらしい。
私の場合は、50分だと短いと思われるので、60分サイクルかな?と思いました。
そんなわけで、さっそくタイマーAppを使うことを決めた。
お昼ごはんはボリュームがあっても大丈夫 ~昼は炭水化物は脂肪になりにくい
12時~14時という時間帯は、消化能力がピークに達して、食べたものが脂肪に変わりにくい時間帯であるため、ハンバーガーやトンカツといったボリュームがあるメニューでも大丈夫。ただし12時~14時という時間のなかで食べればよいらしい。
同じような理屈で、朝食をたくさん食べても大丈夫だと思っていたが、朝食はあまりたくさん食べると、血糖値が急上昇して、そのあと乱高下することになるので、やめたほうがよいらしい。
勉強になった。
運動は「ながら」目的にするとうまくいく ~運動のための運動をしない
これは目から鱗だった。
ちょうど、eラーニング的な教材が溜まってきているので、これを聞く時間を「主」で、
ウォーキングを「従」にすればよいと思った。
サプリメントの飲み方 ~栄養素には一つ一つにちゃんと意味がある
「鉄」は空腹時に飲むものらしい。
食後に食べると、他の食べ物のいろいろな成分によって吸収が阻害されるとのこと。
「マルチビタミン」はやめる。
亜鉛、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルは、腸で吸収するチャンネルがひとつしかないので、同時にとると吸収率が大幅に下るらしい。 なので、それらのサプリメントは別々の時間にとるの望ましく、同じ理屈で、マルチビタミンというのは、非常に効率が悪いらしい。
「乳酸菌」「ビフィズス菌」は、朝食前の空腹時がよいらしい。
まとめ
以上のような次第で、今までにあまり気にしなかったことや、「良くて当たり前」で深く調べなかったことも、
こうして見ると、いろいろとクセがあったりするようで、そういう情報をちゃんと把握しておいた方がよいと思ったのでした。