
昨年暮れに、伊達政宗~黒田如水までを自分なりに学びをまとめましたが、今年再び、戦国武将に接近してみたいと思います。
前回の接近は、
大政権で生き抜いた人でしたが、
今回の接近は、
大政権を作り上げたその人です。
となると、
織田信長、徳川家康なのですが、まずは織田信長から。
今回もまた山岡荘八の小説ベースです。
できるだけ少ない行動で最大の効果を得るようにすることが肝要
※人の時間と労力は限られており、さらには予測不能な外乱もあるのだから。
これに必要なことは、問題はどこかということと、自分が望む状態を明らかにすること。
自分の望む状態が明らかになれば、問題解決は、マイナスの状態をゼロにするのではなく、一気にプラスに持っていくためにはどうすればよいかを考え得る。
はじめから次のように行動を分けて考えないこと。
・マイナスからゼロへ、
・ゼロからプラスへ、
この2つの行動を別々に考え・実行しようとすると、時間と労力が浪費されてしまう。
例としては、尾張統一事業。
信長がまだ尾張にいた頃。桶狭間の合戦のまだ以前。
織田家中の混乱・斎藤美濃・今川駿河、で憂慮することが多々あったが、信長は、その一つ々々を対処することはしなかった。