トリガーは次の3つのようです。
・世界最速の高齢化
・新薬における政府の医療費負担も厳しく、政府が後発薬普及を後押しする
・2010年に多くの新薬の特許が切れる
ちなみに国内で薬全体に後発薬が占める割合は、数量ベースで20%。カナダやドイツで60%くらいらしいですから、市場として伸びる余地はいくらでもあると思われるのは自明です。
ところで、私のいるIT業界でこういうことがないかなぁ、と考えてみました。知る範囲で列挙すると、
1)iPadが日本に上陸する
2)総務省の「光の道」構想がまた進みだしている。
3)海外での鉄道システムの需要が高まっている?
ではにここから何か参入できそうなことで言えることは?
1)これと並行して検討されている書籍の著作権のあり方が変われば、電子ブックが一気に普及する。結果として、出版業界に参入できる余地ができるのではないか。
2)光ファイバーの利用率が上がれば、回線速度の向上。少し大きなプログラムをネットワークで共有できるようになる。大容量データを扱う業務システムなども、次々とクラウド化できるか。
3)ある閉鎖性・完結性を持つ社会インフラに近いようなところで高度システム化される部分について、日本のITの完璧性が参入できる余地があるのではないか。
こんなところでしょうか。
国内外のちょっとした変化をキャッチしておくことは重要なことだと思いました。